2018年10月11日木曜日

平成30年度砂利採取業務主任者試験願書等受付中

平成30年11月9日(金)実施の平成30年度砂利採取業務主任者試験、平成30年10月19日(金)まで岡山県土木部河川課で願書等受付中です。㊟他県は若干異なる場合があります。


この試験は年齢や経験に関係なく受験できます。


この試験は正解と思う番号に✕をつける択一式試験問題で、技術問題は選択問題もあります。











平成21年度砂利採取業務主任者試験
試験問題表紙








2018年9月22日土曜日

特定第一種圧力容器取扱主任者免許は試験では取得できない

労働安全衛生法による免許の内「特定第一種圧力容器取扱主任者免許」は公益財団法人 安全衛生技術試験協会の実施する免許試験では実施されていません。


この免許を取得するには別に電気事業法の資格や高圧ガス保安法又はガス事業法の資格を取得してなければなりません。


その中でも比較的取得しやすいのは高圧ガス保安協会が試験を実施している「高圧ガス販売主任者試験」で第一種販売主任者免状または第二種販売主任者免状を取得して申請できます。
この試験は高圧ガス製造保安責任者試験にある学識問題もなく、受験手数料も安くなっています。


尚、通常は免許より技能講習の方が下位資格になりますが、第一種圧力容器取扱作業主任者は免許の「特定第一種圧力容器取扱主任者免許」より技能講習の「化学設備関係第一種圧力容器取扱作業主任者技能講習修了証(受講には実務経験要)」の方が上位資格ですべての第一種圧力容器の作業主任者に選任可能(免許の方は特定)です。











特定第一種圧力容器取扱主任者免許














2018年9月21日金曜日

労働安全衛生法免許はフルビット不可能

労働安全衛生法による免許証はフルビット(全種類制覇)はできません。


例えば二級ボイラー技士の免許取得者が一級ボイラー技士の免許を取得した場合は一級ボイラー技士の方だけ1(有り)の表示で、二級ボイラー技士の1は0(なし)に変わります。


また導火線発破、電気発破、(デリック)は現在新規取得はできません。さらに(玉掛)は昭和53年9月30日までにクレーン運転士、デリック運転士、移動式運転士、揚貨装置運転士を取得したものに玉掛資格が付属していたのでそれを区別するためにあり、現在の玉掛け技能講習を修了して取得しても表示されません。


但し全種類と同じ資格効力を発揮できるだけの制覇は可能で、例えば旧導火線発破と旧電気発破は発破技士で、旧デリック運転士はクレーン・デリック運転士(限定なし)を取得すればよく、玉掛は免許では無理ですが玉掛け技能講習で取得できます。


労働安全衛生法による免許の試験は公益財団法人 安全衛生技術試験協会で実施しています。











労働安全衛生法による免許










2018年9月20日木曜日

平成最後で危険物取扱者試験手数料値上げ

一般財団法人 消防試験研究センターが実施している危険物取扱者試験の手数料が平成になって初めて平成最後、それも年度途中で値上げされました。
岡山県では平成30年10月21日(日)実施分(すでに受付終了)から甲種5,000円→6,500円・乙種3,400円→4,500円・丙種2,700円→3,600円に。
その次の試験は平成31年2月17日(日)で書面受付は平成30年12月17日(月)~平成30年12月28日(金)です。
受付場所は一般財団法人 消防試験研究センター 岡山県支部岡山県岡山市北区内山下2丁目11番16号・小山ビル4階)です。















危険物取扱者試験の試験案内(表紙)














2018年9月17日月曜日

比較的簡単にフルビットにできる危険物取扱者免状

自動車運転免許のフルビット(全種類制覇)化は時間と費用が多くかかり、さらに最下位資格から取得していかなければならないのでかなり難しい。


しかし消防法の危険物取扱者免状は丙種、乙種1~6類、甲種の8種類だけで、最下位の丙種からでなく上位の種類から取得しても制覇できます。


また甲種は受験資格が必要ですが乙種①1類又は6類②2類又は4類③3類④5類の4種類以上取得すれば受験可能になります。


それから乙種はすでに乙種免状を有する者に限り、他の乙種の試験を複数受験(岡山県は2種類まで)できます。



試験は岡山県の場合、年2~3回実施しています。詳しいことは一般財団法人 消防試験研究センター公式サイトで確認してください。


危険物取扱者免状













2018年9月4日火曜日

第47回採石業務管理者試験願書等受付中

第47回採石業務管理者試験
岡山県では土木部河川課(岡山市北区内山下2丁目4番6号)で受付していて、締切は平成30年9月18日(火)です。
試験日時は平成30年10月12日(金曜日)10:00~12:00、場所はテクノサポート岡山・中会議室(岡山市北区芳賀5301番地)です。


この試験は受験資格不要、学科試験のみで技術選択問題は10問のうち3問だけ解答するようになっていて、10問の中から自信のある3問を選んで解答する方式です。















第38回採石業務管理者試験
試験問題・表紙























第38回採石業務管理者試験
試験問題・一部









2018年9月2日日曜日

学科のみ講習資格だけで履歴書資格欄を埋めつくす

市販されている履歴書の免許・資格欄は6行のものが多いです。
ここを学科のみの講習・学科のみの修了試験で取得できる国家資格で埋めてしまうには下記の資格で可能です。
いずれの技能講習も2日連続の受講で取得可能です。




一般社団法人・岡山県労働基準協会で実施の技能講習(岡山県岡山市北区桑田町15番28号
●特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者技能講習(月1回程実施)
●有機溶剤作業主任者技能講習(月1回程実施)
●鉛作業主任者技能講習(平成30年11月12日・13日実施予定)
●石綿作業主任者技能講習(平成30年10月22日・23日実施予定)
▲主な会場は岡山県安全衛生会館(岡山市南区山田2315番地4)




一般社団法人・日本ボイラ協会岡山支部岡山県岡山市北区新屋敷町1丁目1番18号・山陽新聞新屋敷町ビル7階
●ボイラー取扱技能講習(平成30年9月13日・14日実施予定)
●普通第一種圧力容器取扱作業主任者技能講習(平成30年10月17日・18日)




㊟すでに定員に達していて申込受付終了している場合や、受講予定者が少ない場合は中止になることもあります。




△いずれの技能講習も遅刻早退など受講時間が不足した場合などで修了したことにならない場合は修了証が発行されませんので注意。
講師がここ重要や試験に出ますなどという場所を覚えれば殆どの人が合格できる内容なので居眠りは要注意です。不合格の人の殆どが講習中に居眠りしていた人です。













講習案内①






















講習案内②









2018年7月6日金曜日

5トン未満のクレーン特別教育修了で5トン以上の跨線テルハが運転できる

クレーン運転特別教育で運転できるクレーンはつり上げ荷重5トン未満に限定されますが、跨線テルハ(手荷物を積載した車等を、つり上げ、線路をこえて運搬するテルハのこと)に限ってはつり上げ荷重5トン以上のものも運転可能(跨線テルハ以外の5トン以上のテルハは運転不可)です。
勿論、クレーン・デリック運転士(限定免許を含む)、床上操作式クレーン技能講習修了でもつり上げ荷重5トン以上の跨線テルハの運転が可能です。
しかし、跨線テルハは旧国鉄の小荷物取扱主要駅に設置されていたもので、鉄道荷物輸送が廃止されてから撤去されてしまい、現存するものは多分ないかと思います。




★写真のホーム間を跨ぐ設備が跨線テルハ















函館本線・岩見沢駅(昭和59年8月)








2018年3月28日水曜日

土曜・日曜2日間で5トン未満クレーン受講(平成30年度)

クレーンの運転の業務に係る特別教育を修了すると5トン未満のクレーンを運転可能(移動式クレーン・デリック・揚貨装置は不可)になります。
しかも5トン未満のクレーンなら床上操作式以外の機上運転式や無線操作式クレーンなども運転可能です。
講習は学科9時間(1日半)実技4時間(半日)の合計2日間で特別教育なので技能講習と異なり修了試験はなく、すべての時間受講すれば(居眠り等は未受講となる場合あり)修了証が発行されます。
一般社団法人・岡山県労働基準協会では平成30年度は4回休日コースの設定があります。
受講資格は特になく高校生でも受講可能ですが業務に従事するのは18歳以上になります。
休日コースの会場は学科・実技共岡山県安全衛生会館(岡山市南区山田)で実施、申込は一般社団法人・岡山県労働基準協会へ郵送または持参の他インターネット申込も可能です。















クレーン特別教育日程


















会場案内図









休日にガス溶接技能講習の受講(平成30年度)

一般社団法人・岡山県労働基準協会では土曜・休日のみの日程でガス溶接技能講習の受講が可能です。
平成30年度は7月21日(土)に学科、7月28日(土)または29日(日)のどちらか1日受講する実技講習があります。すべての受講者が学科8時間(1日)実技5時間(1日)の受講で会場は岡山県安全衛生会館(岡山市南区山田)になります。
申込は一般社団法人・岡山県労働基準協会へ郵送または直接持参の他、インターネット申込もあります。
年1回のみの休日実施なのでお早めにお申し込みください。













ガス溶接技能講習日程


















会場案内図









休日に玉掛け資格が取れる(平成30年度)

制限荷重1トン以上の揚貨装置の玉掛け、つり上げ荷重1トン以上のクレーン・デリック・移動式クレーンの玉掛け業務に必要な玉掛け技能講習。
一般社団法人・岡山県労働基準協会では平成30年度は6回休日コースがあり、全科目受講者は学科12時間(2日)実技7時間(1日)の受講となり、高校生も受講可能(業務従事は18歳以上)です。
またクレーン関係免許・技能講習修了証がある方は一部免除科目があります。
全日程学科実技とも岡山県安全衛生会館(岡山市南区山田)で実施され、申し込みは一般社団法人・岡山県労働基準協会(岡山市北区桑田町15-28)へ郵送か直接持参のほかインターネット申込も可能です。













玉掛け技能講習日程




















会場案内図









休日にフォークリフト資格が取れる・高校生OK

フォークリフト運転技能講習(最大荷重1トン以上)が土曜・休日のみの日程で受講できます

一般社団法人・岡山県労働基準協会では平成30年度は一般が6回、高校生等対象(普通自動車運転免許などなし)が1回実施予定です。
年齢が18歳未満でも受講できますが、業務に従事できるのは18歳以上になります。
受講時間は普通・準中型・中型・大型・大型特殊(カタピラ限定)のいずれかの自動車運転免許がある方は学科7時間(1日)実技24時間(3日)、大型特殊自動車運転免許(カタピラ限定を除く)所持者は学科7時間(1日)実技4時間(半日)、普通・準中型・中型・大型・大型特殊自動車運転免許のいずれも無い方は学科11時間(1日半)実技24時間(3日)の受講となります。
会場は学科・実技とも岡山県安全衛生会館(岡山市南区山田)になります。
申込は一般社団法人・岡山県労働基準協会(岡山市北区桑田町15-28)へ郵送か直接持参のほかインターネット申込も可能です。













フォークリフト日程


















2018年3月21日水曜日

クレーン免許指定教習所が全部ある倉敷市水島

現在、クレーン関係の免許は①クレーンデリック運転士免許②移動式クレーン運転士③揚貨装置運転士の3種類あります。
いずれも学科試験は公益財団法人安全衛生技術試験協会の全国7か所にある安全衛生技術センターで実施されています。
また学科試験合格後に実技試験も実施していますが、初めて運転して合格できる可能性は低いので各都道府県労働局長登録教習機関の実技教習を受けるのが確実です。
クレーン・デリック運転士と移動式クレーン運転士の実技教習は一般社団法人日本クレーン協会の各支部、揚貨装置運転士の実技教習は港湾労災防止協会 岡山支部・水島港湾技能教習所
で実施されています。
その教習機関が岡山県倉敷市水島には全てあります。
①クレーン・デリック運転士②移動式クレーン運転士は一般社団法人日本クレーン協会東中四国支部・水島クレーン教習所(JFEスチール(株)西日本製鉄所構内)
③揚貨装置運転士は水島港湾技能教習所
で実技教習を実施しているので修了試験に合格して卒業すれば1年以内は実技試験免除になります。
クレーンと移動式クレーンは教習料金102,600円(税込・平成30年度)で8日間連続教習(8:00~12:00または13:00~17:00・最終日は全員8:00~17:00・17:00~試験)
申込は毎年1月下旬ごろから次年度(4月~3月)を東中四国支部JR岡山駅第2NKビル)で受付。
揚貨装置運転士は教習料金86,400円(平成29年度)(テキストは5,100円別売)で6日間の教習(8:00~17:00)申込は書類持参か郵送。
★どちらの教習機関も玉掛け技能講習を実施していますので、玉掛け資格がない方はあわせて受講をお勧めします。
水島クレーン教習所は水島臨海鉄道三菱自工前下車徒歩30分以上、水島港湾技能教習所は
水島臨海鉄道水島下車徒歩5分程です。











水島港湾技能教習所



































2018年1月27日土曜日

荷役機械・建設機械の資格を効率よく取得する順序

フォークリフトクレーンなどの荷役機械、バックフォーや不整地運搬車などの建設機械。
これらの運転に必要な資格を沢山取得を考えている場合、取得順序によっては科目免除などもあり日数や費用が少なくて済む場合があります。


❶まずは
①大型特殊自動車運転免許(限定なし)
②玉掛け技能講習
▲大型特殊自動車運転免許は平日に休める方は岡山県運転免許センター(他県の方はお住いの免許試験場)で安く取得できます・・・技能試験は皆さん5回前後で合格されています。
平日休めない方や技能試験が不安な方は公認自動車教習所で約1週間で取得できます。
❷次に
◎大型特殊自動車運転免許所持で受講時間が短縮する資格
③フォークリフト運転技能講習
④ショベルローダー等運転技能講習
⑤車両系建設機械運転技能講習(整地・掘削)
⑥不整地運搬車


◎玉掛け技能講習で免除(クレーン等の合図)される免許試験
⑦移動式クレーン運転士免許試験


❸最後に
◎車両系建設機械運転技能講習(整地・掘削)で受講時間が短縮する資格
⑧車両系建設機械運転技能講習(解体)


◎移動式クレーン運転士免許で試験免除や受講時間が短縮する資格
⑨高所作業車運転技能講習
⑩車両系建設機械運転技能講習(基礎工事)
⑪クレーン・デリック運転士免許試験
⑫揚貨装置運転士免許試験


★この他大型自動車運転免許があると移動式クレーンの運転できる車両が増えます。
㊟上記の資格を全部取得する場合の順序なので、取得しないものがあれば若干変わってきます。
◆各資格についてはまたの機会に


◎労働安全衛生法に基づく免許試験
公益財団法人・安全衛生技術試験協会
○クレーン・デリック運転士免許試験
○移動式クレーン運転士免許試験
○揚貨装置運転士免許試験


◎労働安全衛生法に基づく免許試験の指定教習機関(技能試験免除)(岡山県内の機関)
一般社団法人・日本クレーン協会東中四国支部
○クレーン・デリック運転士実技教習
○移動式クレーン運転士実技教習
▲玉掛け技能講習などのクレーン関係技能講習も実施
港湾労災防止協会岡山支部・水島港湾技能教習所
○揚貨装置運転士実技教習
▲車両系建設機械(整地)などの技能講習も実施


◎労働安全衛生法に基づく技能講習の指定教習機関(岡山県南部の主なもの)
一般社団法人・岡山県労働基準協会
日立建機教習センタ・岡山教習所
キャタピラー教習所・岡山教習センター
コマツ教習所・中国センタ㊟廃止されました





































2018年1月13日土曜日

実施されることがなくなった「コンクリート破砕器作業主任者技能講習」

労働安全衛生法に基づく技能講習で「コンクリート破砕器作業主任者技能講習」があります。
この講習会は全国火薬類保安協会で実施していましたが、平成22年7月26日に製造元のカヤク・ジャパン(株)が販売終了の発表があり、平成23年を最後にその後この講習会は実施されていません。
でもコンクリート破砕器作業主任者の制度自体は廃止されていないので、それまでに交付された修了証は無効になったわけではなく、取得できなくなった資格になってしまいました。
この講習は受講資格がありましたが、まず火薬類取扱保安責任者免状を取得すれば実務経験なしでしかも最短の受講時間3時間(免除なしは10時間)で取得できました。













修了証













テキスト










コンクリート破砕器









2018年1月6日土曜日

尾道にあるスチフレッグデリック(用途廃止)

公益財団法人・安全衛生技術試験協会が試験を実施している「クレーン・デリック運転士」免許試験。
毎月1・2回実施されていますが、ほとんどの方が「クレーン限定」で、デリックが運転可能な「限定なし」は少人数みたいです。
クレーン関係のテキストでもデリックの写真はほぼ無く、図で説明されているようです。
そのためかクレーン・デリック運転士免許取得者でもデリックの実物を見たことのない人が多いかと思います。
広島県尾道市尾道市役所西側には用途廃止のものではありますがスチフレッグデリックが保存?されていて、誰でも見ることができます。
かつては港や建設現場で活躍したデリックも現在はクレーン移動式クレーンになり、ほとんど見ることができなくなりました。
●デリックとは
1・動力を用いて荷をつり上げるもの (人力によるものを除く)
2・マスト又はブームを有し、原動機が別置されているもの
3・つり上げ荷重が0.5t以上のもの
★クレーンとは異なりつり荷の水平移動できないものもある。








スチフレッグデリック



















操作レバーなど