2019年4月12日金曜日

牽引自動車免許を取得してもすべての牽引自動車を運転できるとは限らない

自動車運転免許で牽引自動車免許があり、大型、中型、準中型、普通、大型特殊自動車のけん引自動車で、車両総重量が750kgを超える車(重被けん引車)をけん引する場合に必要。

大型、中型、準中型、普通、大型特殊自動車のいずれかの免許を取得していれば自動車教習所や★運転免許試験場で取得できます(牽引二種は二種免許取得者または牽引一種取得者が試験場で受験できます)。

限定免許を除きすべての人が同じ車両で教習・受験しますが、牽引免許取得後、教習や試験で使用した車両と同じ車両(公道運転可能な車両)をすべての人が運転できるわけではありません。
普通と牽引免許の人や大型特殊と牽引免許の人は中型免許や大型免許を取得しないとこの車両は運転できません。


逆に大型と牽引免許の人は大型特殊の牽引車は運転することはできません。
すなわち牽引免許を取得したから全ての牽引自動車を運転できる免許ではなく、大型・中型・準中型・普通・大特の牽引オプション免許みたいな感じで、普通免許だけの人がその後大型免許取得すればそのまま大型トレーラーを運転可能になり、牽引免許を取り直すようなことはありません。
全てのトレーラーを運転する資格が欲しい方は、牽引二種の他大型二種と大特二種を取得すれば完璧。実用的にほぼ全トレーラー運転するには牽引一種免許の他大型一種と大特一種があればよいでしょう。


但しトレーラーのタンクローリーを運転したい人は危険物取扱者免状や高圧ガス移動監視者資格(冷凍機械を除く高圧ガス製造保安責任者免状も可)を取得する必要あり、またレッカー車などは★移動式クレーン運転士免許・玉掛け技能講習修了証などが必要となる場合があります。









普通免許や大特免許の人もこのような車両で牽引免許を取得
















2018年10月11日木曜日

平成30年度砂利採取業務主任者試験願書等受付中

平成30年11月9日(金)実施の平成30年度砂利採取業務主任者試験、平成30年10月19日(金)まで岡山県土木部河川課で願書等受付中です。㊟他県は若干異なる場合があります。


この試験は年齢や経験に関係なく受験できます。


この試験は正解と思う番号に✕をつける択一式試験問題で、技術問題は選択問題もあります。











平成21年度砂利採取業務主任者試験
試験問題表紙








2018年9月22日土曜日

特定第一種圧力容器取扱主任者免許は試験では取得できない

労働安全衛生法による免許の内「特定第一種圧力容器取扱主任者免許」は公益財団法人 安全衛生技術試験協会の実施する免許試験では実施されていません。


この免許を取得するには別に電気事業法の資格や高圧ガス保安法又はガス事業法の資格を取得してなければなりません。


その中でも比較的取得しやすいのは高圧ガス保安協会が試験を実施している「高圧ガス販売主任者試験」で第一種販売主任者免状または第二種販売主任者免状を取得して申請できます。
この試験は高圧ガス製造保安責任者試験にある学識問題もなく、受験手数料も安くなっています。


尚、通常は免許より技能講習の方が下位資格になりますが、第一種圧力容器取扱作業主任者は免許の「特定第一種圧力容器取扱主任者免許」より技能講習の「化学設備関係第一種圧力容器取扱作業主任者技能講習修了証(受講には実務経験要)」の方が上位資格ですべての第一種圧力容器の作業主任者に選任可能(免許の方は特定)です。











特定第一種圧力容器取扱主任者免許














2018年9月21日金曜日

労働安全衛生法免許はフルビット不可能

労働安全衛生法による免許証はフルビット(全種類制覇)はできません。


例えば二級ボイラー技士の免許取得者が一級ボイラー技士の免許を取得した場合は一級ボイラー技士の方だけ1(有り)の表示で、二級ボイラー技士の1は0(なし)に変わります。


また導火線発破、電気発破、(デリック)は現在新規取得はできません。さらに(玉掛)は昭和53年9月30日までにクレーン運転士、デリック運転士、移動式運転士、揚貨装置運転士を取得したものに玉掛資格が付属していたのでそれを区別するためにあり、現在の玉掛け技能講習を修了して取得しても表示されません。


但し全種類と同じ資格効力を発揮できるだけの制覇は可能で、例えば旧導火線発破と旧電気発破は発破技士で、旧デリック運転士はクレーン・デリック運転士(限定なし)を取得すればよく、玉掛は免許では無理ですが玉掛け技能講習で取得できます。


労働安全衛生法による免許の試験は公益財団法人 安全衛生技術試験協会で実施しています。











労働安全衛生法による免許










2018年9月20日木曜日

平成最後で危険物取扱者試験手数料値上げ

一般財団法人 消防試験研究センターが実施している危険物取扱者試験の手数料が平成になって初めて平成最後、それも年度途中で値上げされました。
岡山県では平成30年10月21日(日)実施分(すでに受付終了)から甲種5,000円→6,500円・乙種3,400円→4,500円・丙種2,700円→3,600円に。
その次の試験は平成31年2月17日(日)で書面受付は平成30年12月17日(月)~平成30年12月28日(金)です。
受付場所は一般財団法人 消防試験研究センター 岡山県支部岡山県岡山市北区内山下2丁目11番16号・小山ビル4階)です。















危険物取扱者試験の試験案内(表紙)














2018年9月17日月曜日

比較的簡単にフルビットにできる危険物取扱者免状

自動車運転免許のフルビット(全種類制覇)化は時間と費用が多くかかり、さらに最下位資格から取得していかなければならないのでかなり難しい。


しかし消防法の危険物取扱者免状は丙種、乙種1~6類、甲種の8種類だけで、最下位の丙種からでなく上位の種類から取得しても制覇できます。


また甲種は受験資格が必要ですが乙種①1類又は6類②2類又は4類③3類④5類の4種類以上取得すれば受験可能になります。


それから乙種はすでに乙種免状を有する者に限り、他の乙種の試験を複数受験(岡山県は2種類まで)できます。



試験は岡山県の場合、年2~3回実施しています。詳しいことは一般財団法人 消防試験研究センター公式サイトで確認してください。


危険物取扱者免状













2018年9月4日火曜日

第47回採石業務管理者試験願書等受付中

第47回採石業務管理者試験
岡山県では土木部河川課(岡山市北区内山下2丁目4番6号)で受付していて、締切は平成30年9月18日(火)です。
試験日時は平成30年10月12日(金曜日)10:00~12:00、場所はテクノサポート岡山・中会議室(岡山市北区芳賀5301番地)です。


この試験は受験資格不要、学科試験のみで技術選択問題は10問のうち3問だけ解答するようになっていて、10問の中から自信のある3問を選んで解答する方式です。















第38回採石業務管理者試験
試験問題・表紙























第38回採石業務管理者試験
試験問題・一部