2016年7月13日水曜日

試験手数料の安い危険物取扱者試験

消防法の危険物取扱者試験、岡山県では現在1年に2回(6月と11月)に実施されています。
受験料は30年ぐらい変わらず、丙種2,700円、乙種3,400円、甲種5,000円(非課税)と、他の国家資格(火薬類取扱保安責任者試験・17,000円など)よりかなり低料金です。
危険物取扱者の丙種と乙種各類は受験資格がなく誰でも受験可能。
取り扱える危険物
甲種は全ての危険物(1類~6類)
乙種1類は酸化性固体
乙種2類は可燃性固体
乙種3類は自然発火性物質及禁水性物質
乙種4類は引火性液体
乙種5類は自己反応性物質
乙種6類は酸化性液体
丙種は第4類に属する危険物のうちガソリン、灯油、軽油、第3石油類(重油、潤滑油及び引火点130度以上のものに限る)、第4石油類及び動植物油類
となっています。
また丙種では本人のみが危険物を取り扱うことができ(立会ができない)、危険物保安監督者に選任できません。
試験は
●甲種
5肢択一で、試験時間は150分
▲危険物に関する法令:15問
▲物理学及び化学:10問
▲危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法:20問
●乙種
5肢択一で、試験時間は120分
▲危険物に関する法令:15問
▲基礎的な物理及び基礎的な化学:10問
▲危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法:10問
●丙種
4肢択一で、試験時間は75分
▲危険物に関する法令:10問
▲燃焼及び消火に関する基礎知識:5問
▲危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法:10問
★乙種受験者ですでに乙種他の類の免状を交付されている場合は、危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法:10問だけの受験(試験時間35分)で複数の類の受験か可能(都道府県により異なる)です。
また火薬類製造保安責任者・火薬類取扱保安責任者の免状がある方も乙種1類・5類試験の一部免除があります。
詳しいことは一般財団法人・消防試験研究センター公式サイトなどで確認してください。



岡山県の試験日程